歯のイラストインプラント用語集 お歯のイラスト

オステオトーム
オステオトーム法(ソケットリフト法)はインプラントを埋入する骨の高さが充分にない場合にオステオトームという器具を利用して上顎洞を挙上する方法です。
しかし、この方法が適用されるには骨の厚みが最低4mm以上必要になり、この条件を満たさない場合はサイナスリフト法を行います。

オステオトームテクニック
上顎洞挙上術における手技の1つで、オステオトームを用いて洞底部の皮質骨を慎重に骨折させ、シュナイダー膜を挙上させること。

オステルメンター
共鳴振動周波数分析(RFA)を用いて、埋大したインプラントの安定性および動揺度を測定できる装置。

オッセオインテグレーション
1952年にスウェーデンのブローネマルク教授により発見された、チタンと骨が結合し固定される現象のこと。
オッセオインテグレーションとは、結合組織を介在することなくチタンと骨が直接結合する方式のこと。 骨を表すラテン語のオス(os)と結合を表す英語のインテグレーション(integration)が組み合わされ、 オッセオインテグレーション(osseointegration)と呼ばれています。
オッセオインテグレーションは、埋入後3~4週でおこり、 相対的な骨との接触率が高くなるのは3ヵ月後であると一般的には言われています。
埋入後数ヵ月は機能的な力がインプラントに加わらないようにする必要があり、そのためインプラント(根の部分)を骨に埋入後、歯肉で被覆してオッセオインテグレーションがおきるまでの治癒期間を設けます(上顎で5~6ヵ月、下顎で3~4ヵ月)。