歯のイラストインプラント用語集 ひ歯のイラスト

非吸収性メンブレン
骨造成のためのメンブレン(膜)は、バイオメンドなどの吸収性メンブレンとゴアテックス・非吸収性メンブレンの2つに分類されます。
非吸収性メンブレンは、体内に吸収されないため骨造成後に摘出する必要性がありますが、吸収性メンブレンと異なり、大規模で確実な骨造成が期待できます。
非吸収性メンブレンは更にチタン強化の有無で、ゴアGTRメンブレンとゴアTRメンブレンに分類されます。
チタン強化されたものは、より大規模に造成でき、垂直的な骨造成も可能になります。

表面性状 2000年までのブローネマルク・システムは機械研磨表面でしたが、現在は、ほとんどのインプラントで骨結合しやすいように、各社がインプラント表面を粗造処理しています。
粗造表面はチタン粗造表面とHAコーティング・インプラントに分類されます。
チタン粗造表面の呼び名は、各社で異なり、タイユナイト(ノーベルバイオケア社)、SLA(ストローマン社)、オッセオタイト(3i社)、タイオブラスト(アストラ社)、セルプラス(フリアデント社)などの名称がつけられています。

ヒーリング・アバットメント
貫通粘膜の治癒と形態付与、成熟を促すためにフィクスチャーに装着するキャップのことです。
ジンジバル・フォーマーとも呼ばれます。